# アンカリングの模擬実験データ

授業用の架空データ。実際の実験結果ではない。データのライセンスはCC0。

## 実験の設定

全員に同じブランド名のない白い陶器のマグカップ（容量約300mL）の写真と説明を示す。アンカー金額は無作為に選んだ金額で、通常価格ではないと伝える。まずアンカー金額より高い額を支払ってもよいかを尋ね、次に支払ってもよい上限額を10円刻みで回答してもらう。最初の質問には制限時間を設けず、上限額の回答段階だけに制限時間を設ける。

各参加者の上限額の回答は1回。全員が制限時間内に回答したとし、欠損は設けない。写真は教材用にAIで生成した画像で、実在の商品を特定するものではない。

## 単回帰・重回帰用：anchoring.csv

300行、4列。アンカー金額は500〜3,000円の10円刻みから、制限時間は10〜60秒の整数から、独立に一様無作為抽出して割り当てる。

| 列 | 意味 | 型・単位・範囲 |
|---|---|---|
| id | 架空の参加者番号 | 整数、1〜300。分析には使わない |
| anchor_yen | 割り当てたアンカー金額 | 円、10円刻み。この標本では510〜3,000 |
| time_limit_sec | 割り当てた制限時間 | 秒、10〜60の整数。実際の所要時間ではない |
| willingness_yen | 支払ってもよい上限額 | 円、0以上の10円刻み。この標本では520〜2,150 |

## 2群比較用：anchoring_two_groups.csv

200行、5列。別の参加者を、1,000円群と2,500円群に各100人、無作為に割り当てる。制限時間は35秒に固定する。

`id`、`anchor_yen`、`time_limit_sec`、`willingness_yen` の意味は上表と同じ。`id` はこの実験内の番号（1〜200）。追加列 `high_anchor` は、1,000円群なら0、2,500円群なら1の整数で、CSVに記録済みの割付条件である。

## 3群比較用：anchoring_three_groups.csv

300行、5列。さらに別の参加者を、1,000円群、1,750円群、2,500円群に各100人、無作為に割り当てる。制限時間は35秒に固定する。

共通する4列の意味は上表と同じ。`id` はこの実験内の番号（1〜300）。追加列 `anchor_condition` は文字列で、1,000円群が `A_low`、1,750円群が `B_middle`、2,500円群が `C_high`。これらはCSVに記録済みの割付条件であり、連続的なアンカー金額を後から区分したものではない。

各CSVは別の実験のデータ。同じidでも同一人物ではなく、結合して分析しない。

## 再生成（任意・作成者向け）

分析の学習ではCSVをそのまま読み込めばよい。再生成する場合は、readrを導入したR環境で、公開リポジトリのルートから次を実行する。

```sh
Rscript data/make_anchoring.R
```

生成スクリプトは同じフォルダにある [make_anchoring.R](make_anchoring.R)。乱数シードは20260922。丸め前の回答額を `950 + 0.30 * anchor_yen - 7 * time_limit_sec + 誤差` とし、平均0、標準偏差200円の独立な正規誤差を加えて、10円刻みに丸める。交互作用は設けない。比較用にも同じ式を使う。

これらの係数は授業用の設定であり、既存研究から得た効果量ではない。特に制限時間の係数の方向や大きさを、現実の心理的効果の証拠として解釈しない。再生成時に負の回答額が出た場合はエラーとし、切り上げや削除は行わない。
